帰省（１）土讃線アンパンマン列車の旅

高知から帰省で、電車の旅をしました。

高知から岡山までのJR土讃線は、アンパンマン列車に乗りました。
１車両（４シート×４列＝16席）だけが、
アンパンマンシートという、特別な仕様になっていて、
シートやカーテンや天井などにアンパンマンがついています。

内装のキャラクター色は、思っていたより控えめ。
普通の出張風なおじさまも乗っていました。

車窓からの風景は、ほどなく山になり、
たくさんのトンネルを越え、きれいな川と共に走ります。

観光名所にもなっている大歩危・小歩危の辺りの渓谷の
景観は見事で、目を見張りました。

この土讃線のルートは、地形・地質を楽しむ鉄道ファン＝
「ジオ鉄」の発祥の地でもあるそうで、
その方面の知識に詳しくなると、さらに楽しそうです。

四万十帯、秩父帯、三波川帯・・と、
だんだん古い地質年代の方へ遡るルートで、
地形の作り出された年代に何千万年という
時の隔たりがあることに思いを馳せたり、
海側のプレートにぐいぐい押されて
岩体が斜めに傾いている感じに見えてきたり。
・・そのうち、ちゃんと勉強してみたいです。

香川は「麦の秋」でした。
絵に描いたような、ぽっこりお山も特徴的。


そして長い長い瀬戸大橋。
海の上を渡る感覚が気持ち良い〜。


岡山に到着、アンパンマン列車にバイバイ。

外観はなかなかケバケバしいですね。

親切な方が写真を撮って下さいました。

せっかくの記念写真なのに、息子はまたしてもカメラ返して〜、の手。
岡山から今度は大好きな新幹線に乗り、上機嫌でした。

朝７時半に家を出て、実家到着が14時近く。
１席に２人の旅で、それなりの疲労感でしたが、
珍しい景色に私も楽しめました。